GoProを固定するためには、カメラのホルダーを作る必要があります。
カメラホルダー
海で使うので錆びないように、真鍮のパイプとプレートをはんだ付けして作りました。
プレートにカメラのマウントを貼り付けてあります。
こういう大きなものはハンダゴテでは熱量が足りないので、ペーストをつけてプレートをガス台で加熱してハンダ付けします。
船体のフレームにはボルト留め。
アンテナは本体の裏側に耐水テープで貼り付けます。
こんな感じで撮れました。
Mission PlannerのSurveyオプション
連続して海中写真を撮影する方法は、Mission Plannerで航行計画を建て、フライトコントローラーに送り込みAutoモードで実行させるということになります。
残念ながらMission Plannerは今回やるような細かいところがマルチコプター用にできていて、ボート用としてはわかりにくいところもあります。
以下、フライトプラン地図画面で。
まず、対象エリアをポリゴンで囲みます。地図上で右クリックすると次のようなメニューが出ますから、選択します。
ポリゴンを描いたら、次にSurveyを指定します。
Surveyを選択すると、別画面が立ち上がります。
ここで船は飛びませんから、右ペインの指定を次のように解釈してください。
カメラの指定は視野角があらかじめ定義されているようです。それと、Altitude(高度)で写真の撮影範囲がわかりますよね。
それでシャッターを何メートルおきにトリガーするかを自動的に決めるようです。
ですから、画面下部のDist between imageの数値をよく見てください。
逆にここを変化させるためにカメラやAltitudeを調整するのです。
なぜならばGoProからコントロールできるのはシャッター間隔だけです。
ただし、GoProのシャッターは3秒くらいかかりますので、あまり短距離で頻繁にシャッターをトリガーすると失敗しそうです。
なお、Angleはポリゴン内を移動する角度です。通常0でいいと思います。