ドローン・ジャパン展2024

日記
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ドローン・ジャパン展に行ってきました。場所は千葉の幕張メッセ。メッセは駅と会場の間がめちゃくちゃ離れています。あとに用事がなければ、車で行きたいところです。今日は電車。

2024年の雰囲気はこんな感じ。

  • ほとんどの出展が、以下の3つ。
    • 教育
    • 認定作業援助
    • 空撮
  • 機体はどんどん大型化。三菱重工などが出展。(下に最大のドローンを乗せてます)
  • 水素バッテリーを出展している会社があった。ガソリンエンジンのほうがいいと思うが。。。
  • 水上ドローンはあいかわらず少ない。むしろ水中のほうが楽しいらしい。もちろん機体はBlueroboticsの製品か中国のメーカー。
  • 地方自治体によるテスト用の場所提供についての出展が目立った。長野県、福島県、宮崎県の地方自治体が来ていた。
  • ドローンの複雑な飛行についてプログラミングをしているという都内の団体の話を詳しく聞いてみたら、中身はDJIのドローンだった。やはりドローンを機体から作っている会社は稀。
  • 船のドローンをオペレーションしている企業が一社あった。主に建築関係で、橋脚の裏の撮影などが商売になっているそうだ。
  • Ardupilotの研修を提供しているドローン・ジャパンのブースはよくわからなかった。もう、Ardupilotの研修はビジネス需要がないのかもしれない。(個人は別として)
    高額なコラボレーション商品が並んでいたが、魅力は感じなかった。

機体の耐水、防水処理の技術があまり知られていないようです。タカチ電機工業の製品の出展が強く望まれると思いました。

飛ぶドローンの自作機体メーカーは消え失せました。やはり機体認証の壁が強烈に効いています。
Futaba(ラジコンのメーカー)が出展していましたが、採用自体が難しいのではないでしょうか。
予想通りドローンメーカーは大手企業に限られてしまいました。
このようにして日本政府は常に日本のソフトウェア会社やハードウェアメーカー会社のスタートアップを育成するどころか、潰します。その手段は警察だったり法的規制だったり様々です。
大企業でなきゃ対応できないようなことを一律で要求されたら、零細企業はたまったものではありません。成長する前に解散か、安易なマスマーケットに参加するしかなくなります。
この考えが偏っているとすると、なぜ日本には世界に誇れる先端ソフトウェアの会社がただの一社もないのでしょうか?

このようなドローン展を見ても知的興味をそそられるものは、なにひとつないのです。

 

 

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