マルチコプターの自作(1)

マルチコプター
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どこから手を出すか検討

いきなり製品としてのドローンを作れる自信はないのでテキトーにキットはないのか探し始めました。
電子工作だとお手軽キットはいっぱい見つかります。が、ドローンの世界はそうではありません。

アメリカ製キットは値段を書いていません。「問い合わせろ」とだけ書いてあります。それは、数十万円から100万円くらいするってことでしょう。

Aliexpressなどで探してみます。機体一式で31162円。安い!
だって、フライトコントローラーCube Orangeは7万円だったんですよ?

ただ、Aliexpressは売っている人たちは完全に商人で技術についてはまるで知らない、知る気がないので製品が揃っているかどうかを問い合わせても「わからない」と言われるばかりです。

とりあえず購入して組み立ててみます。1台組み立てて、飛ばしてみれば、いろいろわかるでしょう。

しかし、、、空を飛ぶタイプのドローンは2022年から航空法の規制がとても厳しくなり、もう楽しめるジャンルじゃありません。100グラム以上のドローンは登録しなきゃいけないし、技能免許がいるようになります。
視界外にまで飛ばそうとすると、機体の認可を得る必要があり、飛行計画を提出し、飛行日誌も書かなければいけません。完全に航空機と同じ扱いです。
しかも飛ばす場所の地主の許可を取らないといけません。
自分のガレージでちょっとテストする程度しか自由にはできないようです。

そのため都会では、体育館内で練習して本番は地方で撮影という形や、フットサルコートでスピード競技をやるという形が一般的なドローンの楽しみ方のパターンになりつつあるようです。

私は勉強用に一度作るだけで、石巻という人口が多くないところで飛ばす予定ですから問題はありませんが、自作ドローンを日本でやる人いなくなると思います。
だんだん自動車と同じ扱いになってきているな、と感じます。
当然、大企業のソニー、ヤマハ発動機、クボタ、JAL, ANAなどが研究開発し製品を販売しています。

ドローン用語のメモ

プロペラのサイズ表記
例:3040 3インチ 40はピッチ
例:3x5x4 最初の4は4インチ 5はピッチ 最後の4は枚数

モーターの表記
例:2214 最初の22はコイルの直径(ケースの直径ではない) 14はコイルの高さ

モーターのKV値
1Vの電圧で1分間に何回転するか。 数値が小さいほうがトルクが大きい???

フライトコントローラー
もっとも重要な役割は内蔵のジャイロセンサーと加速度センサーからのデータを計算し、機体姿勢を確認し、ESCへモーターの適正回転数を出し続けること。一秒間に数百回行われます。

ESC
フライトコントローラーからの制御信号でモーターに電力を供給します。
BECとはフライトコントローラーへ5Vを供給する線のことです。

ON抵抗値 PWMの損失のこと?

リチウムポリマー電池
すぐ爆発するので、軽量化が大事な航空機系以外はオススメしない。
これは電子機器制作仲間の常識。
1セル 3.7V 満充電時 4.2V 放電時 2.6V

送信機
モード2というタイプがドローンでは普通。
左レバースロットル 右レバー ピッチ
ロールは左右の傾き ピッチは前後の傾き ヨーは両方
前後左右の移動が右スティック
上下旋回が左スティック

送受信機通信方式はいろいろありますが、送信機と受信機はペアになっていて混信はしません。

受信機とフライトコントローラー
通信方式 S.BUS(フタバ電子工業製)が主流 一本の制御線で18チャネル送受できます (デジタル)
S.BUS2ではフライトコントローラーのセンサーデータを送信機に遅れる。
世界的に有名なI-BUSはFlySkyが提唱する方式。
S.BUSもi-BUSもたいていのフライトコントローラーは対応している。

VTX
ドローンのカメラをFPVゴーグルに送る装置

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